506. カワラヒワ(スズメ目アトリ科)

カワラヒワの雄(写真:大関豊)


カワラヒワの雌(写真:大関豊)


カワラヒワの幼鳥(写真:大関豊)
カワラヒワは、主に中国の東南部から日本にいたる東アジアで繁殖しているもので日本では全国的に繁殖していて留鳥です。ただ、 北に居るものは冬になると暖かい地方に南下移動するようです。

雌雄とも全体にオリーブ褐色をしており翼には黄色の翼帯があって止まっているときも飛んでいるときも目立ちます。
くちばしは肌色をしていて、雌雄にそれほど違いはありませんが、雄の方が色合いが濃く且つ頭部はやや緑がかっています。
幼鳥はやや淡い色合いをしていて胸には黒い従斑があります。

「キリキリコロロ」と鳴き、「ジュイーン」と囀ります。スズメ同様に身近な野鳥です。
(文:大関豊)
留鳥(安曇野:一年中見られます)
L15cm、
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