481. シラガホオジロ(スズメ目ホオジロ科)

シラガホオジロの雄冬羽(写真:大関豊)


シラガホオジロの雌(写真:大関豊)
シラガホオジロは、ホオジロ類の中で最も大きく17センチほどです。色合いもホオジロに似ていますが、違いは頭上に あります。雄の夏羽では白が目立ち、冬羽では褐色の縦斑模様となります。雌はホオジロの雌に似ていますが、やはり頭部は褐色の縦斑と 淡い眉斑で胸には黒い縦斑があり腰は赤褐色です。

ロシアの東部とサハリンで繁殖し、冬には中国の東部、朝鮮半島などに移動します。日本には稀な旅鳥あるいは冬鳥として北海道、本州に飛来します。

地鳴きは「チャッ、チャッ」、さえずりは「ビワビワビワーン」と鳴きます。
(文:大関豊)
冬鳥〜旅鳥(安曇野:冬に稀に見られます)
L17cm、
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