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オオカラモズは、アジアの東部地域の北部(モンゴル、シベリア南部、中国北部など)で繁殖し、冬は南へ移動し越冬します。
日本には、ごく少数が冬鳥として渡来する稀な野鳥ですが、近年観察例が多くなっている野鳥です。
オオモズに似ていますが、さらに大きく31センチほどの体長があります。頭上から背、腰は灰色。尾は黒く尾羽の外側は白。顔は
白く黒い過眼線と白い眉斑がモズらしい顔つきです。翼は黒く初列と次列風切羽には大きな白斑があります。
広い農耕地や干拓地を好むようです。安曇野での初観察例は、2003年2月9日「高瀬川の河川敷と周辺農耕地」でした。
これは長野県内初記録でもあります。
(文:大関豊)
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