384. タヒバリ(スズメ目セキレイ科)

タヒバリ冬羽(写真:大関豊)


タヒバリの夏羽(写真:大関豊)
タヒバリは、水辺の湿った場所が好みで、日本では田んぼで多くみられるのでこの名前があります。
上面は灰褐色で不明瞭な縦斑があり、下面は汚白色で胸から脇にかけて黒の縦斑があります。
夏羽では下面は淡赤橙色にお化粧します。

分布は広範囲ですがとぎれとぎれで、ヨーロッパ、アジア、北アメリカの各地に及びます。冬には南の暖地に渡って行きます。
日本には冬鳥として全国的に渡来します。川岸、中洲、河口、水田などの湿った耕地にいてミミズや昆虫などを漁っています。

「チッ、チッ」「ピッ、ピッ」あるいは「チー」と鳴きます。 (文:大関豊)
冬鳥(安曇野:冬に少数が見られます)
L16cm、
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