ショウドウツバメは、イワツバメと同様の体型ですが、イワツバメよりは小さくて全長12〜3センチほど、上面はくすんだ褐色
をしてイワツバメの黒色とは違います。下面は白くて胸に淡褐色のT字帯があります。
ユーラシア大陸に広く分布しており冬は中国などの南に渡っていきます。また北アフリカや北部アメリカでも繁殖しています。
日本では北海道だけで繁殖していて、その数も決して多くはありません。が、秋の渡りの時期には本州でも姿を見ることがあります。
砂分の多い露出した急な崖地に穴(トンネルは70センチほど)を掘って集団営巣します。繁殖を終わったショウドウツバメは
ヨシ原などで集団ねぐらをとるのはツバメと同様です。
(文:大関豊)
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