335. フクロウ(フクロウ目フクロウ科)

フクロウ(写真:大関豊)


フクロウのヒナ(写真:大関豊)
フクロウは森の主です。木がうっそうと生えている森林を主な棲みかとしています。 定着性の強い鳥で自分のテリトリーから離れることは少ないようです。

ユーラシア大陸の主に北部に分布し、沿海州、サハリン、朝鮮、日本にまで及びます。日本ではほぼ全国的に分布し留鳥です。

羽角(耳羽)はなくおなじみの丸顔に黒い眼、羽色は灰褐色で不明瞭な縞と斑点があり、下面は白地に黒い従斑となっています。
フクロウは、主に夜間と朝夕の薄明に狩りをしますが、昼間でも活動するようで時に獲物を探す姿を見ることがあります。
鳴き声は「ゴロスケ、ホッホッ」と聞こえる声以外にも「ギャー」とか「ホッホッホ」という声でも鳴きます。
(文:大関豊)
留鳥(安曇野:一年中いますが数は少ないと思われます)
L48〜52cm、W94〜102cm
HOME