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 スペースがあるのでおまけ:野草のホトトギス(写真:大関豊) |
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ホトトギスは、姿、形はカッコウに似ていますが、胸の横斑(ツツドリ同様粗い)と声が違います。「テッペンカケタカ」もしくは「トッキョキョカキョク」と早口言葉の
ような早口の甲高い声で鳴きます。しかも、夜でも鳴き、朝の早いうちからも鳴き、「キョキョキョキョキョキョ」
とウグイスの谷渡りに似た声でも鳴き、せわしない印象を受けます。まるでせっつかれているようです。(笑)
日本には、夏鳥として渡来しますが、比較的遅く(他のカッコウ属より)にやって来て、山地に棲み特にウグイスに託卵します。これは
卵の色が似ているためですが、その他にも、ミソサザイやクロツグミなどにも託卵することが知られています。
日本に渡来するホトトギスは、冬になると中国の南部やインドなどに渡って越冬します。
(文:大関豊)
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