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キジバトは、日本でもっとも普通に見られる野鳥の一つです。従って野鳥の大きさの基準「ものさし鳥」になっていますが、実際に手に
とってみると見た目よりも小さく感じます。どちらかというと南方系の野鳥で、日本でも南に行くほど多いようです。 一般に、平地の
農地に接した雑木林などを好みますが、市街地の公園や庭園の植え込みなどでも営巣(しかも粗末な巣)します。そして
、秋になると幼鳥をつれて移動もするようです。 また、地方によってはヤマバトとも呼ばれていて、山地の木の実などを
求めて意外と標高の高いところでも目にしますが、本来は平地の野鳥です。
(文:大関豊)
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