224. コアオアシシギ(チドリ目シギ科)

コアオアシシギ幼羽〜冬羽換羽中(写真:大関豊)


コアオアシシギ水浴び(写真:大関豊)
コアオアシシギは、名前のようにアオアシシギに似た小型のシギですが、アオアシシギより全長も体重も(約50〜60%ほど)も ずっと小さなシギです。白っぽい身体と体長の割りに非常に足が長いので優雅な鳥として人気があります。

ルーマニアからロシア南部、中央アジア、モンゴルなどで繁殖し、冬はアフリカやオーストラリア、アジアの南部に渡って越冬します。 日本にも旅鳥として渡来しますが、数は多くなく珍しいシギとして数えられています。

海岸よりも湿地や沼地を好むようで渡り途中も越冬地も内陸の湖沼などの水辺で水生昆虫などを主に食べています。
(文:大関豊)
旅鳥(安曇野:春と秋の渡り時期に見られますが数は少ないです)
L25cm
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