外来種3. ドバト(カワラバト)

ドバト(写真:大関豊)


田んぼのドバト(写真:大関豊)
ドバトの祖先はカワラバトとされています。本来は別なのでしょうが、ここではひとくくりとしておきます。

野生のカワラバトは、地中海周辺からアラビア、インド、ヒマラヤまでの広い地域に分布します。羽色は灰青色で首周りにはタマムシ のような金属光沢があります。背面は白っぽくつばさには二本の黒い線があります。

ドバトは飼育ハトで、主に食用バト、観賞バト、伝書バトがあります。飼育の歴史は古く(紀元前の昔)からあってその始祖は カワラバトだと言われています。日本でも伝書バトの歴史があり大会なども開催されます。逃げ出したり帰らなかったハトの一部が 野生化したもので、羽色はカワラバト風を中心に白系、茶系までさまざまです。
橋梁や神社などをねぐらとして人の手から餌をもらったりしていますが、増えすぎて困っているという話も耳にいたします。
(文:大関豊)
留鳥(安曇野:一年中みられます)
L30cm、
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