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トモエガモの雄の頭部模様は、黄色と緑色が「巴」状の配色をしています。慣れると遠めでもこの模様で判別できます。
そして、名前の由来となっています。雄は太くて低い声で「ヘロッヘロッ」と聞こえるように鳴きます。雌は、口もとに白い斑点
があります
トモエガモの食べ物は他のカモたちと同じく穀物ですが、特にどんぐりを好むようです。繁殖地でのどんぐりの実りと関連
して渡り数も不規則と言われています。
日本には、シベリア東部から日本海を渡ってくるようでして西日本や九州に多く見られますが、最近、減少していると言われて
います。安曇野では、多い年は20〜30羽の群れを見ることがあります。 (文:大関豊)
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