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日本産のコウノトリは、乱獲などによりその数を減らし昭和46年に絶滅してしまいした。 その後、昭和63年に多摩動物園で初の人口孵化に
成功して以来徐々にその数を増やしてきました。 野生コウノトリの最後の生息地である兵庫県豊岡市でも保護活動を実施し、コウノトリ保護増殖センター
「コウノピア」やコウノトリの郷公園などで飼育されたものが100羽を越え、今年(平成17年)の秋には試験放鳥される予定となっています。
再びあの優雅な姿を見る機会が増えることになるかと思いますが、二度と絶滅の憂き目にあわないよう祈りたいものです。
なにせコウノトリは、「赤ん坊を運ぶ鳥」「しあわせをもたらす鳥」と言われていますからね。大切にしたいですねぇ。
(文:大関豊)
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