064. チュウサギ(コウノトリ目サギ科)

チュウサギ夏羽(写真:大関豊)


背中に背負った飾り羽(写真:大関豊)


チュウサギ冬羽(写真:大関豊)
チュウサギは、白鷺と呼ばれる鷺の中で中くらいです。

繁殖期には背中に飾り羽が出ますが、コサギのような冠羽はありません。また、指は黒くコサギ(は黄色)とは違います。首は太くて短めで、 くちばしも短く(頭より短め)目先が黄色となっています。また、くちばしは夏では黒く冬では黄色になります。

アジアの南部とインドネシアに分布し、日本には夏鳥として渡来し、秋には南方に去っていきます。
安曇野では、少数が繁殖している?可能性もありますが、多くは通過あるいは休息個体のもようです。

ヒナの成長は早くて一と月もすれば身体だけは一人前となります。
(文:大関豊)
夏鳥(安曇野:通過個体と思われる)
L68cm、
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