063. ダイサギ(コウノトリ目サギ科)

ダイサギ夏羽(写真:大関豊)


ダイサギ冬羽(写真:大関豊)
ダイサギは、シラサギの中で一番大きく、アオサギに近い大きさがあります。首は細く長く、また頭とくちばしも細く長い形を しています。ついで足も長いです。夏羽では、くちばしは黒く目先は青で背中に飾り羽を持ちますが、チュウサギと同じく冠羽は ありません。冬羽のくちばしは黄色です。

分布域は広く、北緯50度以南のほぼ全地域にすんでいます。日本では本州以南で繁殖し一般的に留鳥ですが、冬は北部のものは 暖地に移動しているもようです。変わって大陸の別の亜種が渡来していると言う人もいます。が、分かりません。またその区別も 難解です。

水辺近くで生活し、川や湖沼(安曇野では田んぼでも)などの湿地でじっと佇む、あるいは ゆったりと歩きながら採餌している姿を目にします。 (文:大関豊)
留鳥〜標鳥(安曇野:ほぼ一年中見られます)
L90cm、
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