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ヨシゴイは、サギの仲間の中で最も小さい鳥です。ヨシや草むらをすみかとし、隠れるように生活しています。
頭部は黒く体はほぼ全体が黄褐色をしています。雌は下面と背面に縦斑があり、幼鳥は縦斑がはっきりとしています。
アジアの東部と南部、インドネシア、フィリピンなどに分布し、日本には夏鳥として渡来し、全国的に繁殖します。北のものは冬には南に渡って
行きますが、南日本で越冬するものもあるようです。
ミゾゴイと同様に擬態することで知られていて飛び立つ時以外は人目につきにくいですが、飛び立つと羽先の黒いのが目立ちます。
(文:大関豊)
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