9. カンムリカイツブリ(カイツブリ目カイツブリ科)

カンムリカイツブリ夏羽(写真:大関豊)


カンムリカイツブリ冬羽(写真:大関豊)
カンムリカイツブリは、カイツブリ類中最も大きく特に首が長いです。

繁殖羽では頭頂部には黒い房状の冠羽があり頬には赤茶色の飾り羽が出ます。雌雄同色です。

分布は北緯60度を北限とするヨーロッパの全域、中央アジア、南アジアなどです。日本には冬鳥として九州以北の湖沼、河川、海岸などに飛来 します。時に遅くまで滞在するときがあり飾り羽を見られることもあります。

ディスプレイは独特で向き合って頭を振ったり潜りあったり水草を 銜えたりと風変わりな儀式を行います。
(文:大関豊)
冬鳥(安曇野:数も少なく飛来も稀です)
L56cm、
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