▽上昇気流を・・
利用して旋回上昇し、飛翔高度を高くしてから滑空していきます。上昇気流に乗って高く舞い上がった
タカが滑空を始めると、高度は少しずつ下がっていきます。そうしたらまた、上昇気流を見つけて再び
高度を上げていきます。このような上昇、滑空を繰り返しながら渡っていきます。
もちろん、上昇気流のない場合(朝方や天気悪い時)や、気流をあまり利用しないタカ(ハヤブサ類)は
はばたいて渡っていきます。ハイ。
|
▽旋回上昇中は・・
タカは集まります。この状態をタカ柱といいます。数十〜数百のタカ柱は圧巻です。多い日は、同時にいくつもの
タカ柱を目にする時があります。左は真上でタカ柱状態になった時の写真です。
|
▽ある程度高度を・・
かせぐと、滑空に入ります。羽をちょっとすぼめて一直線に飛んでいきます。アリさんの行列のようで
あったり、川のように巾があったりで、そのときにより違います。だいたいは一集団単位でこの光景が
見られますが、すごいときは、これがえんえんと続きます。(2001年9月22日が、この状態でした)
えんえんと続く光景は、圧倒されますが、これは別格としても、数十〜数百単位集団のタカが渡っていく姿
も圧巻です。感動しますね。ぜひ、一度、遭遇してみてほしいと思います。(ぺこ)
| |