[ササゴイ]−2025/09/12報−
ササゴイは、繁殖のため東南アジアなどから渡ってくる夏鳥です。近年見なくなった野鳥の一つであり安曇野市では2014年のレッドデータブックで絶滅危惧U類に分類されています。 それによりますと「1991年まで豊科の犀川で繁殖していましたが、それ以降確実な記録はありません」とあり、2000年を越えたあたりから目撃情報も無くなり始めたようで、 他のサギ類がコロニーを作って集団繁殖するのとは違ってササゴイは単独で営巣しますので気付きにくい点もあるかと思いますが数が減っているのは確実です。 まるちゃんによれば、明科町史(2007年刊行)の調査をした頃には、ヒクイナ、ヨシゴイ、コアジサシとともにまだ見られたそうです。この幼鳥がどこで巣立ったかはまったくの不明ですが 犀川周辺であれば良いな〜と思う次第であります。 (ペコム)
(2025年09月10日、明科にて、ペコム)